建物に命を吹き込む職人の
健康と安全を守ります。

内勤業務にも、コミュニケーション力が必須です。

『ものづくり』をキーワードに就職活動をし、最初に内定をいただいたことからご縁を感じて就職を決めました。入社後1年半の間は施工管理者として、校舎、修道院、工場、冷蔵倉庫、駅舎の増築など、あらゆる建築物を経験しました。その過程で多くの協力会社や職人さんに接して気付いたことは「自分は縁の下を支える役割に適性がある」ということ。それをきっかけに労務安全課へ異動し、現在は東京支店と契約している約200名の職人さんの管理を担当しています。
労務安全課の役割は、職人さんに対して安全や衛生に関する周知を行うために月1回の協議会と年1回の会議を主催すること。さらに、業界で義務付けられた健康診断を年1回実施すること、協力会社に対して年数回の定時総会を実施すること、ゼネコンが開催する会議に出席することなどです。2017年からは国交省が職人さんのキャリアや技能をIDカードで管理する仕組みが運用開始されたので、この登録作業のために個々に連絡を取ったりもします。業務内容は幅広く多岐に渡りますが、計画的に一つひとつをクリアすれば成果と結果が出る仕事なので、やりがいがあります。まだ分からないこともありますが、当社は役員も上司も同じフロアに机を並べているフラットな社風なので、すぐに誰かに質問をし、解決することが可能です。将来の目標は、労務安全課をいずれは“部”として独立させること。現在は少人数で基盤作りをしている最中なので、いずれはITも積極的に導入して組織的に動けるようにしたいです。

労務安全課は元請けのゼネコンへ要望を出す役割も担っています。具体的には、職人の安全を守るために施工現場に出向いてパトロールを行い、「この足場はこの組み方にして欲しい」とか、「この危険区域にはカラーコーンを多く並べてほしい」などの意見を伝えるのです。こんな時には、新人時代にあらゆる現場を見ておいて良かったと思いますね。新人時代には自分のミスで多くの方に迷惑をかけたこともありますが、今はそうした経験すべてが、職人さんの立場や背景を理解することに役立っています。

北村 好宏

東京支店 内装工事事業部 労務安全課(インタビュー時)
※現在は労務安全部
2016年入社
日本大学大学院
生物資源科学研究科 生物資源生産科学専攻

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